窓の種類と機能②

ハウスプランナーの野田です。
今回も、引き続き「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


窓④.jpg


・片開き窓

欧米で一般的に使われる窓で、片開きドアのような形状です。可動域が大きいため、


風にあおられて破損しないよう、ストッパーなどを付ける必要があります。


引き違い窓に比べて気密性が高く、ストッパーを付けることで防犯性能も


上がります。


外開の形の場合、風を取り込みやすいことがメリットですが、窓を開けるときには、


先に網戸を開ける必要があり、夏は虫が入ってきてしまうことがあります。


メリット
引き違い窓に比べて気密性が高くストッパーを付ければ防犯になります。


デメリット
外開きの場合、開閉時に網戸をどかさねばならず、虫が入ってくることもあります。


・両開き窓

両開き窓の場合は、通風などの機能面もさることながら、デザイン的にも開放感があります。


しかし安全面に配慮しストッパーを付けると可動領域が制限されてしまいます。


メリット
引き違い窓に比べて気密性が高くストッパーを付ければ防犯になり開放感があります。


デメリット
ストッパーを付けると安全性は上がるが、可動域が狭くなるので開放感が得にくいです。


・突き出し窓

外倒し窓の下側が開き、外側へ突き出すようなタイプの窓です。開けると庇のように


なるので、雨の侵入を防げます。また、すりガラスやデザインガラスなどを使うことで、


開けたときでも外から見えません。


反面、通風は他の窓よりも劣り、また外側に突き出るため、室外にスペースを確保して


おく必要があります。


メリット
開放時でも雨が入ってこず型板ガラス等と組み合わせて外からの視界を遮ることができます。


デメリット
他の窓に比べて、風通しがあまりよくありません。


・引き込み窓

1枚の引き戸状の窓を横方向にスライドさせて開閉するタイプです。窓を開けたときには、


壁の内部に窓を仕舞えたりします。開放時に窓が見えなくなるため、スッキリした


印象になり、大きな窓では開放感が高まりますが、反面、気密性はやや劣ります。


メリット
窓を開けた際に隠れるため、開放感があります。


デメリット
他の窓に比べて、気密性が低いです。


いかがでしたでしょうか?「窓」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い


「種類と機能」についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。


次回も引き続き「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


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