窓の種類と機能③

ハウスプランナーの野田です。
今回は、最後の「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


窓⑤.jpeg


・ルーバー窓

ハンドル操作で、羽状のガラスを回転させて開閉するタイプで、ガラスの角度は自由に


調節できます。お風呂場やトイレに多く採用されますが、外部からドライバーで


羽を取り外せてしまうため、防犯対策も併せて行うことが重要です。


メリット
開く角度を自由に調整でき、雨が入りにくくプライバシーを確保できます。


デメリット
防犯面が弱いです。


・オーニング窓

ルーバー窓と似ていますが、こちらはガラス1枚1枚にサッシが付いていて、横長のガラスを


2~4枚ほど、縦に連結した窓です。サッシがついている分、ルーバー窓よりも気密性が


高いですが、逆にルーバー窓と違い、自分で交換することは非常に困難です。


メリット
プライバシーを確保でき、雨が入りにくくルーバー窓よりも気密性が高いです。


デメリット
自分で交換するのは難しいです。


・はめ殺し窓(FIX窓)

窓枠にガラスをはめ込み、固定した窓。採光と眺望だけが目的で、


開閉はできません。当然通気性はゼロで、壁と比べれば断熱性能も劣ります。


メリット
色々な形状にでき、眺めが良くなります。


デメリット
換気はできず、壁材と比べると、断熱性能は低いです。


・ツーアクション窓 (ドレーキップ窓)

ハンドルを90度、もしくは180度ひねって開閉する窓で、縦開き/横開き、


内倒し/外倒しなど、様々な形式があります。構造が複雑なため、


外から侵入することが困難で防犯性能が高く気密性能も高いです。


ただし、まだ一般的に普及が低く、値段が高めです。またカーテンが


付けられるかどうか等を、設計段階で考える必要があります。

メリット
気密性と防犯性能が高くデザインが格好良いです。


デメリット
価格が高い傾向にあります。


・回転窓

窓の中央を軸にして回転するタイプの窓で、家の中から窓の外側を


掃除できるメリットがあります。しかし構造上、網戸を外側には設置できません。


メリット
室内から、家の外側のガラスを拭くことができ換気性能に優れています。


デメリット
網戸を外側に付けられません。


今回で「窓」については一旦終了となります。


「窓」について気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。


次回は「暑さ対策」についてご案内いたします。


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ほっとスマイルハウスでは、お家の選び方の「基準=物差し」をお渡しして納得と満足の高いお家づくりをご提供させていただいております。

「我が家なら...」「費用はどれくらい...」「もう少し具体的に...」などプライベートなご相談も安心していただける様に今川町に店舗がございます。キッズルームとお子様対応スタッフもおりますのでお気軽にご相談ください。

窓の種類と機能②

ハウスプランナーの野田です。
今回も、引き続き「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


窓④.jpg


・片開き窓

欧米で一般的に使われる窓で、片開きドアのような形状です。可動域が大きいため、


風にあおられて破損しないよう、ストッパーなどを付ける必要があります。


引き違い窓に比べて気密性が高く、ストッパーを付けることで防犯性能も


上がります。


外開の形の場合、風を取り込みやすいことがメリットですが、窓を開けるときには、


先に網戸を開ける必要があり、夏は虫が入ってきてしまうことがあります。


メリット
引き違い窓に比べて気密性が高くストッパーを付ければ防犯になります。


デメリット
外開きの場合、開閉時に網戸をどかさねばならず、虫が入ってくることもあります。


・両開き窓

両開き窓の場合は、通風などの機能面もさることながら、デザイン的にも開放感があります。


しかし安全面に配慮しストッパーを付けると可動領域が制限されてしまいます。


メリット
引き違い窓に比べて気密性が高くストッパーを付ければ防犯になり開放感があります。


デメリット
ストッパーを付けると安全性は上がるが、可動域が狭くなるので開放感が得にくいです。


・突き出し窓

外倒し窓の下側が開き、外側へ突き出すようなタイプの窓です。開けると庇のように


なるので、雨の侵入を防げます。また、すりガラスやデザインガラスなどを使うことで、


開けたときでも外から見えません。


反面、通風は他の窓よりも劣り、また外側に突き出るため、室外にスペースを確保して


おく必要があります。


メリット
開放時でも雨が入ってこず型板ガラス等と組み合わせて外からの視界を遮ることができます。


デメリット
他の窓に比べて、風通しがあまりよくありません。


・引き込み窓

1枚の引き戸状の窓を横方向にスライドさせて開閉するタイプです。窓を開けたときには、


壁の内部に窓を仕舞えたりします。開放時に窓が見えなくなるため、スッキリした


印象になり、大きな窓では開放感が高まりますが、反面、気密性はやや劣ります。


メリット
窓を開けた際に隠れるため、開放感があります。


デメリット
他の窓に比べて、気密性が低いです。


いかがでしたでしょうか?「窓」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い


「種類と機能」についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。


次回も引き続き「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


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「我が家なら...」「費用はどれくらい...」「もう少し具体的に...」などプライベートなご相談も安心していただける様に今川町に店舗がございます。キッズルームとお子様対応スタッフもおりますのでお気軽にご相談ください。

窓の種類と機能①

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「窓の種類と機能」についてご案内いたします。


窓③.jpg


以前ブログの中で、家の窓の「サッシ」と「ガラス」についてお伝えしましたが、窓は


形状によって使われ方も異なってきます。


<デザイン・形状>

窓のデザインや形状は、数多くあります。


窓のデザインや形状を選ぶ際には、デザイン性だけでなく、空間に適した開閉方法か


どうかや、開閉操作の使い勝手、手入れ方法など外からと室内側から両面からの


見え方を検討しておくことも大切です。


もちろん、デザインや形状ごとにメリット・デメリットが存在します。


・引き違い窓

よく目にする開閉方式で、2枚以上の戸を溝やレールにはめ、横方向に開閉する、障子や


襖と同じ構造です。ガラス戸、網戸など、複数の建具を重ねることが可能で、


空間の間仕切りにも使えます。


メリット
窓回りをデザインする自由度が高い。開閉の度合いを調節しやすい。


デメリット
外側のガラス面が掃除しにくい。


・上げ下げ窓

引き違い窓を縦型にしたような形の窓で、2枚の戸を上下にスライドさせて開閉します。


外部から侵入することが難しい構造で、防犯性に優れる反面、やや開閉しにくい作りでも


あります。また、窓の重量を考慮して設計しなければいけません。


メリット
防犯性に優れる。2枚とも稼動するタイプの場合、通気性が高い。


デメリット
窓の開け閉めがしにくい外側の面が掃除しにくい。


・縦すべり出し窓

ビジネスホテルなどでよく見かけるタイプで、窓枠の上下に溝がついていて、


この溝に沿わせて戸を押し出す形状です。曇りガラスと組み合わせると、少し空いただけで


は外から見えないので、目隠し効果が高く、トイレなどに効果的です。


また、ストッパーを外せば戸が90度開き、外側の面にも手が届くため、


掃除のときに便利です。


メリット
外から見えにくい。外の風を室内に取り込みやすく外面の掃除がしやすいです。


デメリット
開放時に雨が降ると、室内側の面も濡れる。


・横すべり出し窓

縦すべり出し窓を90度回転させた形状で、縦すべり出し窓と違い、開放時にも雨が入り


にくいですが、反面通気性能は縦すべりに劣ります。


メリット
外から見えにくい。開放時に雨が降ってもすぐには入ってこない。


デメリット
風通しは縦すべり出し窓の方が効率的。


・内倒し窓

水周りの換気用として使われることが多い窓で、上部を倒して内側に開くタイプです。


曇りガラスなどを使えば、開いたときも外から見えません。


一方、開放時に雨が室内に降り込みやすいことや、カーテンなどが


取り付けられないことが難点です。


メリット
曇りガラスなどと組み合わせると外から見えずスペースを気にせず設置できます。


デメリット
開放時に雨が室内に降り込みやすい。カーテンやブラインドが


取り付けられない。


・外倒し窓

火災時の排煙窓として設置されることが多く、煙を外へ逃がすことに適した作りで、


飲食店の厨房や公共施設などにも使われています。住宅では、高所での


採光や換気に向いています。


しかし開放時に雨が降ると、流れ込むようにして雨が入ってくるので注意が必要です。


メリット
排煙に適している。曇りガラスなどを使うことで外から見えません。


デメリット
開いているときに雨が降ると、室内に流れ込んできます。


サッシとガラスだけでなく窓自体も多くの種類があります。選ぶ楽しさと決める難しさの


両方を併せ持つのが窓なんです。


いかがでしたでしょうか?「窓」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い


「種類と機能」についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。


次回も引き続き「窓の種類と機能」ついてご案内いたします。


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窓について ガラス編②

ハウスプランナーの野田です。
今回も、引き続き「ガラス」についてご案内いたします。


窓②.jpg


<ガラス>

サッシに取り付けられている「ガラス」部分についてですが、このガラスにも


多くの種類があり、用途によってどの種類を使うのがいいのか違いがあります。


・防火ガラス

お家を建てる場所によっては、都市計画法で防火地域・準防火地域に指定されている


こともあります。防火地域では、建築基準法で窓ガラスなどに防火設備ガラスを


使う必要があります。


多く使われている防火設備ガラスが、比較的安価なガラスの中にワイヤーが入っている


ガラスです。ただ、ワイヤー部分が錆びて起こる錆び割れや、ガラス全体の温度差に


よって起こる熱割れが起こりやすく、ワイヤーが入っている見た目が不恰好だ


という見方もあるため、最近ではワイヤーの入っていない透明な防火・耐火ガラスを


選ばれる方も増えています。


・防犯ガラス

泥棒の多くは、窓ガラスを割って侵入するため、防犯対策を強化するお宅では窓ガラスに


防犯合わせガラスというガラスを使っています。合わせガラスとは、2枚のガラスの間に


特殊な中間膜を挟んで作られた防犯や防音効果を付加したガラスです。


・ペアガラス

ペアガラスは複層ガラスとも呼ばれ、2枚のガラスの間に中空層と呼ばれる空気やガスの


層を作り、室内と室外の熱の移動が抑えられる断熱機能を備えたガラスです。


この断熱効果のおかげで、冬場に暖房を付けても部屋が中々温まらない、冷暖房費が高い、


暖房をつけると結露が発生して掃除が大変といった悩みを抑えることができます。


ただし、断熱効果を高めたい場合には、気密性の低いアルミサッシではなく樹脂サッシ


などを使う必要があります。

・Low-eガラス

ペアガラスの中空層側に、Low-e金属膜加工という特殊な加工を施したガラスが


Low-eガラスです。


加工する面によって、遮熱タイプと断熱タイプに分けられ、Low-e加工を室外側に


した場合は遮熱タイプに、室内側にした場合は断熱タイプになります。


夏の西日などによる日射熱で部屋が暑いといった場合は、遮熱タイプの


Low-eガラスにすることで日射熱による温度上昇を抑えることができます。


ただし、冬場の日射熱も遮ってしまうため、冬場に部屋が寒くなってしまうといった場合は、


遮熱タイプではなく断熱タイプが選ばれます。


・真空ガラス

ペアガラスの間が真空状態になっているのが、真空ガラスです。高い技術で作られている分


高価格ではありますが、空気が存在していないので、非常に高い断熱効果があります。


いかがでしたでしょうか?「窓」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い


「ガラス」についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。


次回は「窓の種類と機能」ついてご案内いたします。

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窓について ガラス編①

ハウスプランナーの野田です。
今回も、「窓」についてご案内いたします。

窓①.jpeg


前回ブログの中で、窓の奥深さ...特に「サッシ」についてお伝えしました。


今回は窓のもう一つの構成部分である「ガラス」について詳しくご案内していきます!


<ガラス>

サッシに取り付けられている「ガラス」部分についてですが、このガラスにも多くの


種類があり、用途によってどの種類を使うのがいいのか違いがあります。


・一般的なフロートガラス

最も一般的な、特に機能を持たない透明なガラスがフロートガラスで、多くの


建物で使われています。


値段も安価で、割れてしまった場合も、多くの業者が在庫を持っているため、


即日交換ができる場合が多いです。


・目隠しの型板(かたいた)ガラス

家が通りに面していたり、隣の家との距離が近かったりする場所に使われるのが


型板(かたいた)ガラスです。


型板(かたいた)ガラスとは、ガラスの片面に模様を付けたガラスで、


いくつかの模様のパターン(例:片方凸凹でもう片方がツルツル)があり、


食器棚などに使われていることもあります。


・すりガラス

型板ガラスのように目隠し用途などで使われるガラスです。フロートガラスの

表面に金剛砂などで細かい傷をつけているので、ガラス表面がザラザラ


しています。細かい傷があるおかげで、通過する光が拡散してやわらかい印象の


光を作り、上品で落ち着いた印象になるため、和室などでよく使われています。


逆に、ガラス表面に細かい傷があることで掃除がしづらいため、


浴室や洗面所などでは敬遠されることもあります。


・フロストガラス

すりガラスと見た目は似ていますが、加工の仕方の違いから、表面が滑らかになっています。


すりガラスの表面がザラザラしているのに対し、フロストガラスの場合は滑らかなため、


汚れがついても掃除しやすいというメリットがあります。


いかがでしたでしょうか?「ガラス」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い


「ガラス」についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。


次回も「ガラス」の続きについて詳しくご案内していきますので


お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


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※コロナ対策の関係上事前にお電話でのご予約をお願いいたします。


ほっとスマイルハウス
0563-57-7512 西尾市今川町馬捨場78-1(コメダ西尾今川店さんより徒歩1分)

窓について サッシ編

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「窓」についてご案内いたします。


窓 青空.jpg

子供のころ書いたお家の絵にも窓はしっかり描かれていたと思います。


しかし、窓はお家の見た目を左右して性能まで大きく変えてしまう超重要テーマなのです!


窓の種類は多岐にわたります。掘り下げてみると深くて面白いそんな「窓」の特徴をご紹介していきます。


一般的に、窓は、サッシ+ガラスで構成されたものを指します。サッシとは、ザックリ言うと窓枠全体を指している
ことが多いので、通常、窓を選ぶということは、「サッシ」と「ガラス」を選ぶということです。


なお、最近のメーカーからは、この「サッシ+ガラス」で1つの商品となっているものが多く出ています。


今回は「サッシ」について紹介していきます。

この「サッシ」部分には、主に以下の種類があります。


・アルサッシ
耐候性や防火性に優れ、強度もある素材。軽いため、開け閉めしやすいのが特徴です。
しかし、熱伝導率が高いいため、断熱性にやや劣ります。腐食しにくく、サビにも強いですが
長期間埃などが付着していたりなどすると腐食してしまうこともあるので、日頃のメンテナンスが大切。

・樹脂サッシ
主に塩化ビニール樹脂で作られているため、熱伝導率が低く、断熱性に優れる素材のサッシです。
後にご紹介する複層ガラスとの組み合わせると、高い断熱性を得ることができ、結露が生じにくいため、
北海道や東北地方といった寒冷地で使用されることが多いです。

最近では、サッシ枠をスリムにしたタイプも開発されていますが、強度はアルミより弱いため、
厚みのある構造となる場合が多い。
※アルミサッシと比べると価格は高めになりますが、先にご紹介したように断熱性能が高まるため、
光熱費の抑制につながります。


・木製サッシ
木製サッシは、質感や風合い、インテリア性が魅力ですが、腐食や磨耗などの耐久性に関しては、
アルミサッシや樹脂サッシにやや劣ってしまいます。寒さの厳しい北欧などで、広く普及しており、
断熱性能に優れている。

※最近では、木材を充分に乾燥させたり、特殊な構造で気密性などを高めたりすることで、
木製サッシのデメリットである、経年による塗装の劣化や腐食、木の狂いなどを克服するための
工夫がなされているものも多くあります。


・複合サッシ
たとえば、室外側にアルミ、室内側に樹脂や木を組み合わせる、といったように異なる素材を組み合わせた
サッシは複合サッシと呼ばれ、それぞれの素材の特徴が生かされています。
中でも主流なのが室外側にアルミ、室内側に樹脂を使用した「アルミ樹脂複合サッシ」です。

屋外側に熱を伝えやすいアルミが使われていても、内側の樹脂によって熱伝導が抑えられます。
樹脂はアルミに比べて約1000分の1の熱伝導率であるため、アルミのみのサッシと比べると、
断熱性は遥かに優れています。また、アルミの軽さと強度によって、樹脂サッシのデメリットである
「厚くて大きい」という点も軽減。ただし、両方のメリットを併せ持つ分、デメリットも併せ持つ点も
考慮しておいた方が良いでしょう。


いかがでしたでしょうか?「窓」の奥深さを楽しんでいただけましたか?まだまだ深い「サッシ」について
ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

次回、窓のもう一つの構成部分である「ガラス」について詳しくご案内していきますので
お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


次回は「窓のガラス」についてご案内いたします。

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ほっとスマイルハウスでは、お家の選び方の「基準=物差し」をお渡しして納得と満足の高いお家づくりをご提供させていただいております。

「我が家なら...」「費用はどれくらい...」「もう少し具体的に...」などプライベートなご相談も安心していただける様に今川町に店舗がございます。キッズルームとお子様対応スタッフもおりますのでお気軽にご相談ください。


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地震対策③「制震工法」

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「地震から命を守る施工方法」についてご案内いたします。

以前のブログで、「地震に強い構造」の家ということで、

「耐震」、「免震」、「制震」の大まかな特徴をお伝えしましたところ、

「地震保険に入っているから大丈夫と持っていました」「初めて知りました」

「もっと知りたいです」など多くのお声もいただき改めて地震に関する関心の高さを再認識しました。


今回は、制震構造のメリットとデメリットについて詳しく書かせていただきます。


それでは制震工法のメリットとデメリットをまとめて整理してみましょう。

・制震構造(工法)のメリットとデメリット
制震構造(工法)は、耐震と免震の良いとこ取りです。

<制震工法のメリット>
・建物の倒壊をほとんど防げる
・耐震工法よりも建物内部の損傷を小さくできる
・免震工法よりもコストが安く、工期が短い
・繰り返しの揺れに強い
・台風や強風の揺れにも強い
・地震後のメンテナンスがほとんど不要


<制震工法のデメリット>
・建物自体が地面に接しているため、地盤が弱いと使えない
・制震装置の設置の関係上、狭小地には不向き
・耐震住宅よりはコストが高い(数十?百万円程度)
・建物内部のダメージは、耐震構造より小さいが免震構造より大きいため、家具の固定などは必要
・建物内部にいた場合、地震の揺れは直接感じる


このように、制震工法は、地震の揺れを抑え、建物内部のダメージを防ぎながらも、
免震工法よりもお手頃コストであるため、耐震工法と免震工法のちょうど間をとった工法です。


また、地震のたびにメンテナンスや検査をする必要がほとんどなく、定期的なメンテナンスも
簡易なもので済むので、耐震工法や免震工法よりも手間がかかりません。


さらに、免震工法のように基礎部分に大掛かりな工事をせずに済むため、
リフォーム工事での地震対策にもおすすめです。


ご予算や建てる土地・お家の状況、そして何よりお客様のご要望を加味しながら、
しっかりと地震に備えたお家づくりを行ってまいります。

なお、弊社では自然素材以外に耐震にも力を入れており「UFOパッキン」
(地震の力を逃がしてくれる緩和剤)などを使いより安心して長期間快適に
過ごせる住環境を提供させていただいております。


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いかがでしたでしょうか?お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


次回は「窓」についてご案内いたします。

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地震対策②「免震工法」

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「地震から命を守る施工方法」についてご案内いたします。

以前のブログで、「地震に強い構造」の家ということで、

「耐震」、「免震」、「制震」の大まかな特徴をお伝えしましたところ、

「地震保険に入っているから大丈夫と持っていました」「初めて知りました」

「もっと知りたいです」など多くのお声もいただき改めて地震に関する関心の高さを再認識しました。


今回は、免震構造のメリットとデメリットについて詳しく書かせていただきます。


それでは免震工法のメリットとデメリットをまとめて整理してみましょう。

・免震構造(工法)のメリットとデメリット

現在最も優れた工法と言われている、免震構造(工法)です。
<免震工法のメリット>
・地震がきても建物がほとんど揺れない
・建物内部の損傷まで防ぐことができ、家具の転倒などによる二次被害を防ぐことができる


<免震工法のデメリット>
・地震が起きた場合、免震装置が建物ごと揺れるため、隣に空き地が必要である
・耐震、制震工法に比べてコストが高い(数百万円)
・定期的なメンテナンスが必要
・免震装置事建物が揺れるため、多少の揺れは感じる場合がある
・まだ歴史が浅い(技術面や耐用年数について疑問視する声も)
・地震には有効だが、強風や暴風による揺れには効果が少ない
・免震装置を設置する分、一階の床が地面よりも高くなる
・地面の上に免震装置を設置するので、地下室は作れない


免震工法は、建築時の制約が多いものの、建物内部の損傷が少なく済むため、
家財道具を守りたい方に向いていますが、まだ歴史が浅いことが不安点でもあります。


なお、弊社では自然素材以外に耐震にも力を入れており「UFOパッキン」
(地震の力を逃がしてくれる緩和剤)などを使いより安心して長期間快適に
過ごせる住環境を提供させていただいております。


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いかがでしたでしょうか?お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


次回は「制震工法」についてご案内いたします。

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0563-57-7512 西尾市今川町馬捨場78-1(コメダ西尾今川店さんより徒歩1分)

地震対策①「耐震工法」

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「地震から命を守る施工方法」についてご案内いたします。

以前のブログで、「地震に強い構造」の家ということで、

「耐震」、「免震」、「制震」の大まかな特徴をお伝えしましたところ、

「地震保険に入っているから大丈夫と持っていました」「初めて知りました」

「もっと知りたいです」など多くのお声もいただき改めて地震に関する関心の高さを再認識しました。


今回は、構造のメリットとデメリットについてさらに詳しく書かせていただきます。


それではそれぞれの工法のメリットとデメリットをまとめて整理してみましょう。


・耐震構造(工法)のメリットとデメリット
耐震構造(工法)については、日本の建築基準法などの法令にも定められており、最も一般的です。


<耐震工法のメリット>
・「耐震」「免震」「制震」3種の中では最も低コスト(数十万円)
・現在の建築基準法に則って建てれば、そもそもが耐震構造の住宅
・建物を倒壊から守れる
・台風の強風程度ではほとんど揺れを感じない
・地下室などの設置も可能


<耐震工法のデメリット>
・地震の揺れがダイレクトに伝わるため、激しく揺れる
・建物の上部ほど揺れが激しい
・建物内部にある家具などの損傷は避けられず、家具の転倒などによる二次被害のリスクがある
・建物は頑丈だが、繰り返しの揺れや何度も地震が起きた際には倒壊の可能性も増す
・大きな震災があった後の
メンテナンス費用にコストがかかる


現在建てる家は、耐震基準に従っているため、すべての家が耐震住宅です。


ただし、建築基準法は、耐震等級1であるため、もっと地震に強い家を建てたいという場合には、


コストが上がりますが、耐震等級2や3にする必要があります。
※耐震等級の評価基準は1(低)→3(高)となっています。


また、耐震住宅は、住宅自体は揺れるため、建物内部の損傷に注意しなければならず、家具を固定するなど、家の中の防災について工夫が必要です。


なお、弊社では自然素材以外に耐震にも力を入れており「UFOパッキン」
(地震の力を逃がしてくれる緩和剤)などを使いより安心して長期間快適に
過ごせる住環境を提供させていただいております。


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いかがでしたでしょうか?お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


次回は「免震工法」についてご案内いたします。

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地震から命を守る3つのポイント

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「地震から命を守る3つのポイント」についてご案内いたします。

前回、地震について1番重要な事は「命を守る」とご案内していきました。

どのような点を気を付けたら「命を守る」事に繋がるのでしょうか?


それは、


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耐震・免震・制震

の、3つです。


【耐震】
建物が地震に耐える事を目的とし、
筋交いや、耐力壁を配置して、頑丈な建物を作る。


【免震】
基礎の上などに免震装置を設置して、
地盤の揺れに、建物が影響を受けない様にする。


【制震】
地震を制御する目的とし、
揺れを熱に変換するダンパーを設置したり、
最上階に重りをつけ、地震の際に振り子の原理を使って、
建物の揺れを最小限にし、反対に揺れ返す事で
建物に地震の伝達を最小限に抑える。


などなど、、、


耐震工法は関東大震災以降、最も多く適用されました。
免震工法は阪神淡路大震災以降、注目されましたし、
制震工法も、同時期に多く活用されるようになった工法ですね。


免震で抑えた変動を、制震装置で減少させたり、
これらの工法を併用して、地震に備える事も可能です。


現在、皆様のお住まいの建物が、どういった工法であるのか?
わかっているか、いないかでは、
大きく違ってくるのではないかと思います。


建物の工法を確認するのは、とても大切な事であると、
改めて認識いただけるのでないでしょうか。


そこで、次回は具体的に
地震対策の工法についてご案内いたします。

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