子供部屋の計画コレは知っておいて!6選
こんにちは。
広報のえのもとです。
お子様世帯のご家庭で、ご新築をお考えの方は
ほとんどの方が、1人につき1室
子供部屋を用意されることをご検討されると思います。
私も昔、自分の部屋が与えられました。
当初は2歳離れた姉と同室の10畳ほどの広めの部屋だったのですが、
思春期の私は嫌で嫌でたまらなく、、、
4.5畳の小さな部屋を自分だけの部屋にでき、とても嬉しかったことを覚えています。
狭く感じても"自分だけの空間"というものは特別ですよね。
これから新築をお考えの皆さんに、子供部屋の計画で
おさえていただきたいポイントを6つご紹介します。
①部屋の広さを確保する
成長に伴い、収納や学習スペースが不足してしまったり、
お友達が呼べないと不満が出るケースも。
≪予防策≫
クローゼットを壁に埋め込んだり
ファミクロを設けて、クローゼット不要のお部屋にするのはどうでしょうか。
ロフトベッドや、折り畳み家具などで空間を有効活用するのもいいですよね。
②音問題
子供部屋がリビングや寝室の真上だと足音が気になってしまったり、
隣接したトイレの使用音が聞こえてくるなどの不満の声も。
≪予防策≫
音を軽減するために防音マットやカーペットでも対策できます。
子供部屋をリビングやキッチンなどの家族共有スペースから
少し離れた場所に配置することで、
生活音などが、干渉しにくくなります。
また、トイレなども子供部屋が隣接していると
お友達と遊んでいる時に、気になってトイレを我慢してしまうなど。
どうしても隣接してしまう場合は、防音壁を使用するなど
配慮があるとよいです。
③照明やコンセントの配置
勉強机やベッド周りの照明を追加したい。
デスクトップPCや家電用のコンセントが足りない。
など、個室をしっかり活用するようになると、
コンセント不足の声が目立ちます。
お家を建てる時は、お子様がまだ生まれる前だったり、
幼少期のパターンが多いです。
『我が家はリビング学習にするから!』
とリビングではコンセントを多く設置し、万全の体制にしても、
お子様が大きくなり、『お部屋の方が集中できる』と
リビング学習をしなくなったパターンを考慮しておくことも必要です。
≪予防策≫
部屋は全体的に明るさを確保するために、シーリングライト。
そしてデスクライトなども設置することを考えた
コンセントの配置をしましょう。
USBポート付きのコンセントを取り入れてもいいですね。
④将来のレイアウト変更を考慮した間取り計画
年齢による使い方の変化に対応できなかったり、
子供が独立後、部屋の活用方法に困ってしまうパターンも少なくありません。
≪予防策≫
小さい頃は、親が頻繁に出入りするかもしれませんが、
成長するにつれて自立心が高まり、部屋の使い方が変わる可能性があります。
成長段階を考慮したレイアウトにしましょう。
例えば、可動式の間仕切りを採用して、部屋の広さを調整可能にしたり、
必要最低限の家具でスタートし、余地を残す。
備え付けの家具を壁面いっぱいに配置してしまうと、レイアウト変更が難しくなります。
⑤収納スペースの確保
子供の成長に伴い、おもちゃから勉強道具の収納に困る。
衣類など、ものが増えるが収納が足らない。
など、収納のお困りごとは絶えません。
≪予防策≫
押入れやクローゼットを2段構造にして収納力をUP。
おもちゃ収納用に低い棚を設置し、成長に合わせて使い分けできるようにする。
ファミクロなどを活用して、子供部屋の収納量を減らす方法もいいでしょう。
⑥プライバシーが守られる間取り
年齢が上がるとプライバシーが気になってしまうものです。
音漏れや視線が気になり集中できないとのお困りごとも。
≪予防策≫
防音性の高いドアや、壁材を採用する。
窓の位置を工夫し、外からの視線を遮るブラインドやカーテンを設置。
家族の主な移動動線から外れた位置に子供部屋を配置することで、
通行頻度を減らし、静かな環境を作る事が出来ます。
子供部屋計画のまとめ
子供部屋は、
「成長」「快適さ」「将来性」を考えて計画する事が大切です。
現在だけでなく、子供の成長や独立後の活用を視野に入れると
後悔の少ない子供部屋計画が出来ると思います。
間取り計画の段階で、将来のイメージも打ち合わせできるといいですね。